桜が咲き始めてから、週末毎に天気が崩れているこのところの東京でしたが
久しぶりに傘の心配もいらないようなお天気に恵まれた、4月12日の日曜日。
日本橋人形町のカフェ、
人形町三日月座さんで
フードコーディネーター松永直さんによる「
しまの食堂」とのコラボランチイベントを開催させていただきました。
数年前にちょっとしたご縁で出会った直さん、私の器を気に入ってくださり展示会にも何度も足を運んでいただき
お会いする回数を重ねる毎に、色々なお話もさせていただくようになりました。
そんな中、ふとした会話から生まれたこの企画。
直さんのお料理を私の器で楽しんでいただきたい!!という、私個人的な希望(?)をこの度実現させていただきましたイベント!!
ワンプレートランチでのご提供が出来るように、20cmほどのお皿を今回に向けて制作させていただき、
愛媛県上島諸島の上島町で手塩にかけて育てられた食材を使った直さんのお料理とのコラボとなりました。
完全予約制でFacebookで募集を掛けてから、早々に満員御礼になってしまったため、
私個人的にHPやブログ、Facebookなどで告知を行うことが出来なかったので、事後報告になってしまい申し訳ありません。
イベントの様子をお伝えさせていただきますね。
まず、テーブルにお皿を置いて、みなさんのお越しをお待ちしました。
お越しいただいた方には、模様や形、色など色々ご用意したお皿の中からお好きなものを選んでいただき、お好きな席についてもらうところから始まりました。
準備していたお皿が定員ギリギリの数だったため、早く来られた方と遅めに来られた方で、好きなものを選べたり選べなかったり、その点が私としてはちょっと申し訳ないことをしてしまったな・・・と思ったり。
全員の方にお好きな器を思う存分選んでいただけるように、次回はもっともっと多目に制作させていただきますね。
お店の一角には、ご用意したお皿とお揃いのシリーズの茶碗やマグカップなども展示販売させていただきました。
お食事をお待ちいただく間やお食事中には、お近くの席になった方とお料理や器の話をされたり、知らない方同士でも和気あいあいとお話されていて、「しまの食堂」のコンセプトでもある人との出会いやつながりの場を作るイベントになっているその場に器の作り手としていることが出来て、貴重な経験でした。
とはいえ、一日カフェ店員に扮して、皆様への接客をさせていただいていた為、なかなかゆっくり器屋「陶芸のお話をすることが出来なかったのがちょっと残念だったり・・・。
不慣れとはいえ、至らぬ点も多々あったと事と思いますが、これに懲りずまた次回企画の際にもカフェ店員に扮してみようと思っています。
次回はみなさんともっとたくさん器のお話や使っていただいた感想、また焼き物のお話なども出来たらいいな〜〜。
お食事を十分に堪能されたあとには、みなさん席を離れて器をご覧いただいたり、技法や制作の事についてご質問いただいたり
カフェ店員としての仕事を終えた私も、ほっと一息ついて皆様とお話する時間を取ることが出来ました。
今回のランチプレートとして特別に制作させていただいたお皿も、2枚、3枚とまとめてご購入いただいた方もいらっしゃり、使い勝手の良さとニーズの高さを再確認させていただきました。
普段あまりたくさん作らない大きさなのですが、これからはもうちょっと定番として作っていこうかな〜〜と、思ったりしています。
これも、今回のイベントをさせていただかなければ実感することが出来なかったコトで、実際に器をお使いいただく様子を見ることが出来、直接ご感想や反応をお聞かせいただくことが出来る貴重な経験をさせていただき、本当に感謝しています。
今回お越しいただいたみなさま、直さん、会場の三日月座オーナーさま、どうもありがとうございました!!
みなさんがお帰りになったあと、洗い物や片付けをしながら、さっそく次回の企画についても考えていました。
次回は秋に(11月中旬〜下旬)、ごはんをメインにしたイベントをしたいと思っています。
ご飯茶碗と銘々皿をご用意して、また皆様を三日月座でお迎えできること、その日を楽しみに制作に励む毎日を送らせていただきます。
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